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仮面 リンク集

仮面(かめん、マスク、mask)とは、人体のうち顔の一部または全体に被るもの、または覆うものを指す。頭部まで覆うものを含めることもある。 仮面は顔を隠し正体を分からなくするために用いられる(覆面)。あるいは儀式や演劇や祭礼などの時に役になりきるためにも使われる。その他鼻や口部分を衛生または防護目的で覆う実用的なもの(作業用マスク、衛生マスクなど)も「マスク」と呼ばれる。

顔を覆って隠すことはさまざまな意味合いがある。他人からはわからないということのみならず、装着するマスクがかたどっている神・精霊・動物(実在架空を問わず)等そのものに人格が変化する(神格が宿る)とも信じられ、古くから宗教的儀式・儀礼またはそれにおける舞踏、あるいは演劇などにおいて用いられてきた。こうした性格のものは、日本においては一般的にはマスクといわれず、仮面と称されることが多い。 そうした仮面舞踏(儀礼)は、紀元前4000年ごろにすでに行われていたという。これは当時に描かれたアフリカの壁画から推測されている。日本における最古の仮面は縄文時代の土面であるという。 ナイジェリアのイジョ族の仮面 いっぽう、顔を隠すという意味合いが強いマスクは、日本においては一般に覆面と呼ばれ、「覆面強盗」や「覆面レスラー」などのように用いられる(なお、上記の衛生マスクと同様に、神事・仏事、または貴人への配膳の際に口を覆って息がかからないようにするためのものも覆面と呼ぶ。一般に和紙などによって作られる)。 しかしながら、中世ヨーロッパにおいておこった仮面舞踏会(マスカレード)での「仮面」は、上記の宗教的儀式のように仮の何者かになりきるわけではなく、顔を隠すという意味合いが強い。よって、布などのやわらかい素材で顔を隠す(顔を覆う)マスクを覆面といい、硬質の素材で作られたマスクを仮面と呼ぶような用法が日本では一般的とみられる(これは物品に対するものであり、言語そのものに関することは国語辞典などを参照されたい)。 日本における伝統芸能である能(能楽)などに用いる仮面(能面)等は、わざわざ仮面とは称さず、単に面と呼ぶ(専門的には「おもて」と呼ぶ)。そうした面のていねい語(幼児語)がお面であり、現在でも祭礼などの際に大道で的屋が子供向けにさまざまなキャラクター物を販売している。 このように、面・仮面・覆面などはすべてマスクではあるが、日本においては用法に微妙な差がある。

以下に、こうした演劇・芸能等に用いられるものではない仮装用マスクの実例などを述べる。 * いわゆるパーティーグッズとしての仮装用マスク(変装マスク)はゴム(軟質プラスチック)製で、動物や架空または実在の人物の顔を模して作られたものが多い。頭全体を覆う(頭からかぶる)タイプでは、目・鼻・口などの部分に穴が開いている。種類としては狼男、フランケンシュタインが人気があるという。また、政治や政治家を批判するPR活動のときに、その政治家の顔を模したマスクが用いられることがある。頭からかぶるため「かぶりもの」とも俗称される。言葉のニュアンスとしては仮面とも覆面とも言いがたく、仮装用マスクとしか言いようがない。 * 目など顔の上半分のみを覆うアイマスク(ドミノマスク。いわゆる女王様マスクである)も仮装用として使われることがある。蝶を模した形状のものはバタフライマスクと呼ばれる。これらは仮装とはいっても、現在ではSMなどの特殊行為の際に用いられることが多い。こうした雰囲気が、パーティーグッズとして用いた際にも、微妙なおもしろさをかもし出す。もともとはヴェネツィアが発祥といわれる仮面舞踏会の際に用いられるなどし、身分や素性を問わず男女が交遊できたという背徳的な雰囲気から上記特殊行為の際に用いられるようになったと推測される。こうしたマスクはヴェネツィアマスクとも呼ばれる。なお仮面舞踏会においては、こうしたアイマスク以外にも、顔全体を覆い隠すマスク(仮面)も用いられた。 * ジョークグッズのひとつとして、鼻の下にヒゲをつけ、それをメガネと組み合わせたものも鼻マスクと呼ばれているが、医療用の鼻マスクとは異なる。ひげメガネ、鼻メガネともいう。 * 江戸時代の日本において、大道芸や商品の宣伝販売を行う際に「百眼(ひゃくまなこ)」と呼ばれるアイマスクが用いられたことがある。長方形の紙に眉毛などを描き、目の瞳部分のみをくりぬいたもので、その表情のおかしさから人気を呼び、のちに当時の先進的な演劇であった歌舞伎にも取り入れられた。これも一種の仮装用のマスクである。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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